国税手続のデジタル化が加速
「ALL e-Tax」の利用率は67.7%
2026/2/25更新
国税庁は、令和6年度におけるe-Tax(国税電子申告・納税システム)およびキャッシュレス納付の利用状況を公表した。これによると、法人税申告のオンライン利用率は89.1%(前年度比+2.9ポイント)に達し、所得税申告74.1%(同+4.8ポイント)、相続税申告50.3%(同+13.2ポイント)など、個人分野を含めたデジタル申告が定着していることがわかる。また、法人税申告のうち添付書類まで電子化された「ALL e-Tax」は67.7%(同+3.9ポイント)と着実に増加し、国税庁は令和8年度末までに72%への引き上げを目標としている。
納税手段でもキャッシュレス化が進展した。令和6年度のキャッシュレス納付割合は45.3%と、前年度の39.0%から6.3ポイント上昇。特にスマホアプリやクレジットカードを用いた納付が拡大し、ダイレクト納付やインターネットバンキング等を合わせた電子納税が主流となりつつある。一方で、金融機関や税務署窓口での現金納付は減少傾向が続いている。
国税庁は今後も、納税者利便と行政効率化を両立するため、e-Taxの機能拡充を進める。令和7年度以降は、マイナンバーカード機能をスマートフォン(Android・iPhone)に搭載してカードをかざさずにログインや送信を可能にするほか、「マイページ」での過去申告情報の閲覧、添付書類のJPEG対応、送信容量の大幅拡大などを順次導入する方針。






