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労働力調査 失業率改善・就業者増
女性と高齢者の就業が拡大

2025/6/4更新

 総務省統計局はこのほど、「労働力調査(基本集計)2024年度(令和6年度)平均」を公表した。これによると、2024年度の完全失業率は2.5%で、前年度より0.1ポイント改善。男女別では、男性が2.6%で0.1ポイントの低下、女性は2.4%で前年度と同率だった。完全失業者数は175万人で、前年度比3万人減少しており、男性は100万人で3万人減、女性は75万人で横ばいだった。

 

 就業者数は6,793万人で前年度から37.万人の増加。特に女性の増加が顕著で、女性が33万人の増加に対し、男性は4万人の増加にとどまった。産業別では「医療・福祉」が13万人増、「宿泊業・飲食サービス業」が9万人増加するなど、サービス系産業を中心に雇用の拡大がみられた。一方で、「製造業」は10万人減、「建設業」と「運輸業・郵便業」もそれぞれ6万人減少した。

 

 就業率は全体で61.8%となり、前年度比0.4ポイント上昇。男性が69.7%(+0.2ポイント)、女性が54.4%(+0.7ポイント)と女性、男性は84.5%、女性は74.4%で、いずれも前年度より上昇。雇用形態別では、正規の従業員は3,662万人万人減少したのに対し、女性は7万人の増加となっており、65歳以上の高齢層の非正規雇用が男女ともに拡大している。

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